社会科の授業 5年生
2019年11月9日(土)3時間目
社会というと、
気候や地形、工業地帯の名前を覚える教科
だと思われますが、
難しい用語を覚えたりはしません。
「日本の家族やお友だちの住んでいるところはどんな所かな。」
「日本にはいろんなおいしいものがあるけど、
どこで作っているのかな。」
そんな身近な興味から学習が始まります。
この日のテーマは
「日本の食料自給率と食料の輸入」です。
フランスの食料自給率127%に対して、
日本の食料自給率(総合・カロリーベース)は38%(2016年)、
その中でも、
日本人の生活に欠かせない小麦や大豆の自給率が
突出して低いことにみんなびっくり!
輸入に頼っている小麦や大豆について、
「戦争が起こったら日本に入ってこなくなるじゃないか!」。
また、近年日本の近海での漁獲量が減っていることについて、
「育ててから海や川に帰せばいいんだよ」
「でもそれって自然じゃないよ」と、
さすが5年生らしい意見が多く感心しました。
そして、うれしいことに、
9月の食育授業で勉強した「遺伝子組換え食品」、
4年生の国語「ウナギのなぞを追って」で勉強した知識も、
この授業で生かされました。
日本のことをもっともっと知ってほしい、
そんな気持ちで授業をしています。